知っておくべき 遠方ゲストへの心遣い・おもてなし
結婚式に招待するゲストは、新郎新婦のお二人にとって大切な方ばかり。
中には遠い場所からはるばる足を運んでくださるゲストもいらっしゃいますよね。
遠方からの列席は交通の便や宿泊など考えなくてはならないことも多く、どうしたら喜んでもらえるおもてなしができるか悩んでいる新郎新婦様も多いのではないでしょうか。
ということで今回は、遠方ゲストへの心遣い・おもてなしについてお伝えします!
これから結婚式を控えている新郎新婦様はもちろん、遠方の結婚式に招待されたゲストの皆様も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ブログの内容がYouTubeで丸わかり!遠方ゲストへの心遣い・おもてなし
まずよくいただくご質問が、「結婚式でいう遠方はどこから?」というもの。
一般的には、
・結婚式場までの移動に新幹線や飛行機を使う場合
・交通費の往復が5,000円以上
・結婚式当日もしくは前日に宿泊が必要
これらの条件に一つでも当てはまる方は、遠方ゲストとと考えてOKです。
それでは、実際に心遣いやおもてなしとしてどんな方法があるか見ていきましょう。
この記事の目次
お車代を用意する
お車代とはゲストにお渡しする交通費のことで、謝礼の意味も込められています。
結婚式では遠方ゲストの交通費の他、主賓や乾杯などの挨拶を行ってくださった方へのお礼も「お車代」と呼びます。
交通費としてお渡しするお車代は理想は全額負担ですが、遠方ゲストが多い場合だと難しいことも多いかもしれません。
その場合は半額負担が一般的です。
いずれの場合も、中途半端な金額になってしまう場合は金額をいくらかプラスして、キリが良い額になるよう調整しましょう。
ちなみにご祝儀ではないため、「割り切れるから偶数は避ける」といったマナーは気にしなくて大丈夫です。
宿泊の手配と費用を負担する
以前はお車代と宿泊費の両方を全額新郎新婦が負担するということが多かったようですが、最近はお車代もしくは宿泊費のどちらかを負担するというパターンが一番多いです。
日帰りが可能な場所からいらっしゃるゲストでも、挙式の時間が午前中だったりすると前泊が必要になる場合もあるため、注意するようにしましょう。
また、宿泊と一言で言っても「観光を兼ねて列席したい」「泊まりたいホテルがある」「親戚や友人の家に泊まる予定」など、ゲストによって希望は様々です。
こちらで手配する予定が、ゲストの方が既に前もってホテルを予約していたということもあり得るため、招待する段階からゲストの意向を確認し、柔軟に対応するようにしましょう。
ギフトの心遣い
遠方からいらっしゃるゲストは日帰りと宿泊どちらを選んでも荷物が多くなるものです。
その中で引出物もお持ち帰りいただくとなると、特に公共の交通機関を長時間利用するというゲストは負担が大きくなってしまいます。
そこでおすすめしたいのが後日配送の引出物。
お二人が選んだものを後日ゲストのご自宅にお届けするスタイルやカードタイプの招待状、最近では引出物・引菓子・縁起物全てゲストご自身に好きなものを選んでいただき、それらが後日配送されてくるというスタイルもあります。
もしも手ぶらで帰ってもらうことが気になるようであれば、負担にならないプチギフトだけ当日お渡しするのも良いかもしれませんね。
会場までのアクセス
見知らぬ土地での移動は誰でも不安があるものですよね。
特に駅から少し歩くという場合や、旅行に慣れていない遠方ゲストにはできるだけケアをしてあげたいところです。
たとえば車や電車でのおすすめルートを個別でお伝えしたり、道中の目印を写真とともにお伝え、または会場までの道案内ムービーを作成して共有された新郎新婦様もいらっしゃいました。
観光も兼ねていらっしゃるというゲストには、おすすめの観光スポットなどもお伝えしてあげると喜ばれますよ。
最後に体験談として、プランナーが実際に遠方ゲストとして列席した結婚式のお話を少しだけ紹介したいと思います。
当時静岡に住んでいて、群馬での友人の結婚式に列席しました。
新幹線を使って片道2、3時間くらいなので日帰りは可能でしたが、2次会のお誘いもいただいていたことと、宿泊を手配してくれるとのことでお言葉に甘えて泊まりで行きました。
交通費は自費負担、宿泊費は友人が負担してくれたのですが、せっかく来てくれたからと翌日車で色々な観光スポットを案内してくれたんです。
今思うとただでさえ結婚式の次の日で疲れていたうえに、深夜まで3次会が続いていたので寝不足だったかと思います。
それでもこちらが楽しめるようにと、プランを考えて案内をしてくれたそのことがとても嬉しかったですし、結婚式とあわせて大切な思い出になりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、遠方ゲストへの心遣い・おもてなしについてお伝えしました。
大がかりなものではなくても、さりげない心遣いやおもてなしは必ずゲストにも伝わるものです。
ぜひ、自分が遠方ゲストだったらどうだろう?ということを考えて、感謝の気持ちをお伝えしてくださいね。
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