2020/05/30

大切なお客様へ-緊急事態宣言が明けた今-ネオダイニングの今後について


大切なお客様へ

現在、世界中の企業や飲食店、家庭、個人が等しく困難な状況にあります。

横浜市都筑区に2015年に記念日レストランとしてオープンしたNEO DINING.(ネオダイニング)も今、経験したことのない困難に向き合っています。
そして私たちも一人一人が今出来ることを行いながら、緊急事態宣言の延長もありつつ、宣言が終了するまでなんとか踏ん張ってきました。そしてようやく5月25日に宣言が明けました。

今回のブログではこの困難な時期に大切なお客様に、私達ネオダイニングがお伝えしたいことをこれまでの経緯も踏まえて、ブログでお届けしたいと思います。

長文にはなりますが少しだけお付き合い頂けたらうれしいです。

ネオダイニングの運営会社 NEO FLAG.とは?

ネオダイニングを運営している会社は株式会社NEO FLAG.(ネオフラッグ)といいます。主に結婚式の企画・運営をメインとして、企業様の周年パーティープロデュースなどの「記念日」に対して企画立案・運営、総合プロデュースを提供しています。

創業は2011年9月に東京の世田谷にて。最初は代表の新野(しんの)とほんの数名だけで立ち上げた会社です。

(代表の新野(しんの)の写真)

2011年に東北地方を襲った大災害である、東日本大震災を経験し「世の中から悲しいニュースをなくしたい!」私達が提供する記念日サービスを通じて少しでも社会に「豊かな気持ちになってほしい!」という思いで創業しました。

会社といっても最初の1年間は「個人事業」としてで、嘘のような本当の話なのですが、アパートの一室から始まってしばらくは本当にみかん箱ひとつしかありませんでした。

でも他に唯一そこにあるものがありました。

それは「情熱」です。

逆に言えば情熱だけしかもっていませんでしたから、夢ばかり語っていました。いろいろな人に「それではビジネスにならない!」とバカにもされました。それでも、少しづつお客様から口コミで評判は広がり、本当に少しづつですがお仕事が増えていきました。

そんな時、ひょんなきっかけで、横浜市都筑区中川にあるビルのテナントの話が舞い込みました。その時の業績は右肩上がりに推移していたとは言っても、まだまだアパートの一室から出て、賃料が10倍以上するこのビルにテナントするには時期尚早なタイミングでした。

それでも、相変わらずそこにあるのは「情熱」だけでしたから、「多少無理しても、もっともっとお客様に喜ばれるサービスを提供しよう!」ということで、相当背伸びをしたチャレンジをしました。それが2015年2月のことです。

(ネオダイニングがテナントしているビルの当時の写真)

料理長 岸川との出会い

横浜市都筑区中川に来てからはますます忙しくなって、仲間も増えていきました。そんな時、当時のビルオーナーからこんなお声をかけてもらえました。

「このテナントビルの1階にあるカフェが空くので、パーティープロデュースが得意なのであればレストランをやってみたら良いのでは?」と。

確かにこの当時、東京都内の多くのレストランや結婚式場様との業務提携はありましたが、自社で飲食店を運営・経営したことはありませんでした。でも、提携店では“思うようなサービスをお客様に提供出来ない!”とどこか歯がゆい想いをしていた私達は持ち前の「情熱」で

「よし!チャレンジしよう!絶対にお客様に喜んでもらえるような他店では出来ないことをやっていこう!」

ということで果敢にチャレンジして行くことに決めました。

しかし、当時の社員に料理を作れるプロの料理人はもちろんいません。

料理人が居なければもちろんレストランは出来ません。でも、私達が理想とするお店作りに共感してくれる人は一般募集しても来てくれないだろうな…と諦めかけていました。

そんな時に現れてくれたのは今の料理長である岸川シェフでした。

岸川シェフは代表の新野(しんの)とは20年来の付き合いで、ずっとNEO FLAG.の理念や理想を共有していた人物でした。そして当時、岸川はある飲食店の名古屋エリアの統括マネージャーとして活躍し、主に鳥料理を得意としながら和洋中を自在に操れる人物でした。

新野が理想とするお店作りに共感してくれて、この新しいレストラン「ネオダイニング」の料理長として株式会社NEOFLAG.に料理長として加わってくれたのです。

そして、いよいよ「記念日レストランNEO DINING.」がオープンしたのが2015年7月のことです。

記念日レストランNEO DINING.とは

「365日毎日が記念日」「なんでもない日もおめでとう」この2つのコンセプトで小さいお子様連れのご家族が気兼ねなく、大切な記念日や日常を肩肘はらずにお祝い出来るレストランとして、スタートしました。

代表新野が理想とする「人と人の絆が深まる大切な時間作り」を岸川シェフの料理と、演出サービスで叶えていく。一組一組オリジナルの映像を作成したり、「どんな記念日なのか?」を一組づつヒアリングして、オリジナルのお料理を作ったり。

同業の方からは「そんなに手間をかけてビジネスにならないでしょう?!」とたくさんバカにされてきました。でも「お客様が喜んでくれるから!」の情熱が原動力だったんだと思います。何よりもお客様の笑顔が私達の報酬でした。

そして、お客様の評判を聞きつけてか、雑誌やメディアからも多数、取材の依頼も頂きました。それにしたがってお昼間はありがたいことに、地域のママさんや主婦の方からご支持頂きながら、時にはお叱りのお声も頂きながらお客様と一緒に、スタッフさんとともに成長させて頂きました。

レストランとしての営業を終了

順調に会社として成長を続け、仲間も増えてきた頃、多くの企業様から「ネオダイニングのケータリングを注文したい!」というお声を頂くようになりました。

当時は東京都内やみなとみらいの結婚式運営の案件で、スポット的にネオダイニングのケータリングサービスを提供していたのですが、その評判が伝わったのでしょう。

いつも私達の中にあるスピリットは「情熱」ですから、岸川シェフ筆頭に「ご期待いただくからには120%答えたい!」ということで、レストラン営業と並行してフル稼働で営業しました。

でも、一方でお客様の「心穏やかな、優雅なお食事の時間」を最良の形でご提供できなくなってきたのも事実です。徐々にご指摘やお叱りを頂く機会も増えてきました。

その時、苦渋の決断を迫られました。

そう。

レストランとしての一般営業の休止です。

代表新野と岸川シェフの判断でした。このままでは楽しみにお店に足を運んでくださるお客様に120%のおもてなしが出来ない。そう判断したのです。

2018年7月のことです。

ケータリング・オードブルサービスで大躍進

それからのネオダイニングは一点集中したおかげと、優秀なスタッフさんのおかげで大躍進でした。ケータリングサービスをご注文頂く東京の企業様はどんどん増えて、誰もが知っている企業様はもちろん、有名男性アイドルグループ企業様や大使館などの官庁、大手の航空会社様などから直接オファーを頂き、ネオダイニングのお料理をご提供していくようになります。

もちろん、製造・調理してくださるスタッフさんは2倍以上の人数に。そしてお届け先の現地で勤務してくださるスタッフさんは総勢70名を超えていました。

ポータルサイトでは人気ランキング1位を頂くまでに。もちろん全てが順調ではなく、たくさん失敗や挫折もしましたが岸川シェフ筆頭にスタッフみんなで力を合わせてネオダイニングの料理を通じて「会社の記念日」で「お客様の豊か」を届けてこれたと思います。

別の部署のウェディング事業や企業パーティープロデュースでも、これまでにないご支持をいただけ、どんどん仲間が増えていきました。

そう。

2020年2月までは…

新型コロナウィルスという危機

2020年1月頃から中国で何やらウィルスが流行っているらしい。という話題が少しづつ社内に上がり始めます。でもそのころは正直「対岸の火事」でした。

でも横浜のクルーズ船くらいのところから、どんどん影響が出始めます。自粛ムードが世の中を駆け巡っていくと同時に一番の繁忙期である「3月の注文」が一切入ってこないのです。本来は12月に次いで繁忙月である3月。なのに新規でのご注文が全くと行っていいほどはいってきません。

それどころかその当時頂いていた200を超えるご予約がどんどんキャンセルになっていきます。ケータリングコンシェルジュが取る電話はほぼ全て「キャンセル」のお電話。理由は全て「コロナウィルスの影響」でした。

もちろん、お客様が悪いわけではないので、食材などの準備は全てしていましたがキャンセル料をご請求するわけにも行きません。

無駄になってしまった食材は、お取引様などに無償でお配りしたりするものの、とてももったいないことではありましたが、ある程度の破棄もしました。

正直に包み隠さずにお伝えしてしまうと、2月は予算の半分以下の実績。3月に至っては飲食事業部だけで売り上げる予定だった金額は2,000万円を超えていましたが、実際のところはその10%も満たしませんでした。

さらに深刻なことに4月はさらにその半分にも満たしません。

その影響を受けて3月4月の繁忙期の為に、新しく仲間になってくださったスタッフさんはいきなりお仕事に入れなくなってしまいました。せっかく仲間になった下さったのに本当に申し訳ないと思っています。

社員にもついに休業してもらうようになります。

ついに緊急事態宣言

人が集まるいわゆる3密が絶対NGなので、大人数が集まるようなパーティー料理はもちろん、結婚式やイベントプロデュースにもより深刻で甚大な影響が出始めていきます。

きっかけはやはり緊急事態宣言でした。受注していたイベント案件のキャンセル、ご予約頂いていたウェディングパーティーも全てご延期となってしまいました。

こればかりは主催者様や新郎新婦様は悪くありません。私たちも通常の規約にしばられず、最大限配慮した形でご案内をいたしました。

目先の業績よりもお客様の安全・命が最優先。大人数が集まる3密の場所に社員を派遣することも出来ません。苦渋の決断でした。

管理のスタッフを通じてスタッフ一人ひとりにお詫びして、必ず業績を復活させる!その時にはまた力を貸してほしい!とお願いしました。心良くOKしてくれたスタッフさんもいますし、残念ながら離れてしまったスタッフさんもいます。当たり前です。目の前の自分の生活がかかっています。責められるわけもありません。

その中でも、岸川シェフと代表の新野は「持ち前の情熱」がありました。

地域の方に向けたテイクアウトサービスのスタート

そんな中、全てのケータリングサービスの注文はほとんど0となりました。それならば、外出自粛で地域のママさんや主婦の方は負担が増えているはず!旦那さまもリモートワークで自宅にいる機会が増えているだろうし、お子様も学校が休校になっているから3度3度の食事の支度は並大抵の労力じゃないはず!

そう思って、急遽岸川シェフの発案で「ランチボックス」のテイクアウトをスタートしました。

でも、以前にレストラン営業の際にご来店頂いていた地元のお客様に再度ご利用頂けるのか?と不安な気持ちもありましたが、多くのお客様にご注文頂けるようになりました。中には店頭でのテイクアウトで、お客様から頂く激励の声や「ありがとう!助かっています」という声をかけてくださる方もいて、本当にスタッフみんなでうれしく思いながら、5月6日の緊急事態宣言が明ければまた元のように日常が戻ってくる!とみんなで信じていました。

 

でも…

 

世の中の感染の拡大は悪化の一途をたどっている様相を見せ始め、本当にこれまでの日常は戻ってくるのか?と雲行きはどんどん怪しくなっていきます。

数百円~数千円のテイクアウトやデリバリーサービスは少しづつ、ご依頼をいただけるようになってはいるものの、地域の方の負担を減らしたい!地元の方に恩返しがしたい!という思いのほうが強いので、正直利益はあまりでていません。(今、消耗品パッケージが高値で手に入りにくいのです…。)

 

それでも料理人は料理を作っていないと腕が鈍ってしまいます。だからこそ、鈍らせないためにも感染防止予防を徹底しながら、時短営業の中でやっているのも一つあります。

そうこうしている間に自粛期間はどんどん過ぎていきます。同時に家賃や休業手当が重くのしかかります。政府の支援策はフル活用しているものの、大事な金銭の実行は数ヶ月先の見通しで、これまでに順調な経営を続けてきた私達でも、長くは持ちません。そんな状態でした。

でもこの状況は誰も悪くありませんし、命を守る!感染を拡大させないことが今は一番大事なのです。

緊急事態延長そして解除された今。

そして緊急事態宣言が5月25日まで延長さました。

これではさすがに創業当時から私達の体の芯に染み付いていた「情熱」の炎も、初めてうち消えようとしていました。

小さい会社ながらこれまで9年間、様々な失敗をしてきた中でも、お客様に支えられて順調に成長してこれた中で間違いなく一番の「経営危機」が“今”です。

しかし、今はお仕事が0の中でも、人が生きる上で欠かせない「食」を生業としているネオダイニングだからこそ、出来ることがあると思い、テクアウトやデリバリーサービスを続けていきました。

結果、本当にたくさんの地域の方々が支えてくださいまして、何よりご注文後のアンケートには激励のお声や、「本当に助かっています!」というありがたいメッセージをたくさん頂きました。

飲食店として、「誰かの役に立っている」という実感が出来ることが何よりもうれしくて、お客様からの一つ一つのそういったお声も私達の報酬だとも思っています。シェフの岸川始め、改めて「食」に関わっている事業者としての本質的な価値を感じております。

本当に、地域の皆様には感謝してもしきれません。ありがとうございます。シェフの岸川始め、スタッフ一同改めてお礼申し上げます。

世の中の情勢は緊急事態宣言が明けても、まだ油断が出来ない状況です。すぐには元の生活には戻らないでしょう。地域の学校も徐々に再開していくと思いますが、段階的だと思います。

なので宣言解除された今後も、「記念日をプロデュースして人々に豊かを届け、悲しいニュースをなくす」という企業理念に今一度立ち戻って、いま、出来ることを体力が続く限り、そして地域の方から求められる限り継続していく!そう、考えています。

第二波、第三波の先が見えない不安な時ではありますが、都筑区近辺の方々の自宅での時間が少しでも心温まるように、ご家庭での負担が少しでも減るように。

LINE公式アカウントや、ブログ、グーグルマイビジネスやInstagamやツイッターなどのSNSやメルマガなどでこれからもお客様の声やご希望を可能な限り聞かせて頂きたいと思っています。

もし、煩わしいとお感じであればどうぞご遠慮なくブロックやフォローをお外し下さい。

頂いたご希望になるべく添える形で、記念日プロデュース企業として社会に価値を提供できるようなサービスを生み出して行きたいと思っています。

長文になってしまいまして申し訳ございません。最後まで読んで下さり本当にありがとうございます。

末筆になりましたが、新型コロナウィルス感染症により亡くなられた方々及びご家族・関係者の皆様に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また医療従事者をはじめとした感染防止にご尽力されている皆様に、深く感謝申し上げます。

どうか皆様も健康にお過ごしになられますように。これからもネオダイニングをどうぞよろしくお願いいたします。

#コロナフードアクション

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